2024年7月3日
事業承継引継ぎ補助金の活用と事業譲渡の実務について
採択後に事業承継を行うケース 

【事業承継のパターン:個人事業主/親から子が事業を承継】

①補助金対象投資額:改装費、設備費 合計1300万円、 ②補助金支給予定額:800万円

今回採択日は6/4で、11/22迄に実績報告を提出する必要があります。申請者は事業を引き継ぐ子供ですので、その間に子供名義で、内装工事・設備を行う必要があります。

 

どのように進めるか、流れ

採択

子供の個人事業主としての開業・事業譲渡・親の個人事業主の廃業

子供から業者に改装工事・設備の発注

改装工事実施・設備導入

実績報告提出(11/22まで

 

ポイント

親から子に事業主が変ることを、お客様・仕入先・従業員・金融機関に連絡して、手続きを行う必要があります。特に従業員には、不安に思わないように、これからの経営方針を伝え、雇用契約を巻きなおす必要があります。


事業譲渡に関しては、設備や在庫の棚卸を行い、譲渡金額を決めて、譲渡契約を交わす必要があります。
また、設備投資資金・運転資金について、どのように調達するか決める必要があります。


補助金が採択されたことで、親も子も事業承継が一気に現実のものになりますかなりタイトなスケジュールですが、期限を設けないと事業承継は進みませんので、このタイトなスケジュールは、プラスのように思います。


一般社団法人兵庫事業承継サポート


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