2024年4月30日
今の若い子は褒めて伸ばす?

多くの経営者は、若い社員の成長には褒めることが大切であることを認識しています。けれどそれだけで良いのでしょうか?

そこで、アメリカで思春期初期の子供数百人を対象にした実験を紹介しますと・・・・


【実験内容】

一つのグループは能力を褒めました。「まあ8割正解よ。よくできたわ。頭がいいのね。」

もう一つのグループは努力を褒めました。「まあ8割正解よ。よくできたわ。頑張ったのね。」

最初は両グループの成績は全く等しかったのですが、褒めるという行為をおこなった直後から差が出始めました。

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【結果】

能力を褒められた生徒達は、ボロを出して自分の能力が疑われることをおそれて難しい問題にチャレンジしなくなり、逆に努力を褒められた生徒達は9割が難しい問題にチャレンジし、学べるチャンスを逃しませんでした。

結果、努力を褒められた生徒達は、どんどん成長していったのに対して、能力を褒められた生徒達は、逆に難しい問題が解けなかったことに自信を失くして、最初よりも結果をだせなくなりました。


結果を褒めるのではなく、頑張った過程を褒めることが大切
ということのようです。

そのためには、社員一人ひとりをしっかり見ることが重要かもしれません。

キャロル・S・ドウエック「マインドセット「やればできる!」の研究」から


一般社団法人兵庫事業承継サポート


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